ボルダリングに初挑戦!
2017/04/11
突然ですが、ボルダリングというスポーツをご存知でしょうか?
知らない人のために簡単に説明すると、
「ロッククライミングの一種で、人工の突起物が付いた壁を己の肉体のみで登る」
という競技です。
実は以前から興味があったのですが、一人で行く勇気は無いので同行してくれる友人をずっと探していました。
そしてようやく一人の友人が興味を持ってくれたので、早速近所のボルダリングジムに行ってきたというわけです。
調べてみたら、意外にもボルダリングジムが近場に数軒あってビックリ。
いざ、ボルダリングジムへ
未知の場所に行く時の緊張感と共に入店し、受付を済ませる。
初心者用に「体験コース」というものがあったので、今回はそれを選択しました。
まずボルダリング用のシューズを貸りるのですが、少しキツめの物が良いと説明されました。
ボルダリングでは小さな突起を足場にするため、つま先の感覚が重要になるからだそうです。
チュートリアル編
そしていよいよ実際のコースへ!
まずはスタッフの方のレクリエーションを受け、手本を見せてもらう。
登り方にはルールがあり、スタートの石と同じ色の石だけを全て通ってゴールの石を両手で掴めばクリアだそうです。
難易度ごとに色分けされており、登る前に手足の移動の流れやルート構築などをシミュレートするのが重要とのこと。
とりあえずやってみようということで、まずは一番簡単なコースを登ってみました。
スタート時は手足の置き方がよく分からずぎこちない動きだったものの、登り始めると案外順調にゴールまで登ることができた。
(た、楽しい!!!)
子供の頃からこういうアスレチック的な遊びが大好きだったので、久しぶりにワクワクしてきました。
友人の方も問題なくクリアしていたので、さらにいくつか簡単なコースをこなしていく。
するとスタッフの人から、
「その様子なら少し難しいコースでも大丈夫そうですね。後は時間まで自由にやってみて下さい!」
と、お墨付きをもらってしまいました。
身の程知らずの末路
その言葉に調子に乗った我々は、実力も弁えず難易度の高めなコースに挑戦する愚行を犯したのです。
90度オーバーとかの少し傾斜がキツいコースは、もう少し動きに慣れてから行くべきだった・・・
~10分後~
(このコースもクリアできたぞ!でも腕がキツくなってきた、少し飛ばしすぎたかな?)
~更に10分後~
(ヤバい!初級コースですら厳しくなってきた・・・)
~そして限界へ~
(もう駄目だ、スタート地点に掴まってることすらしんどい、腕がプルプルいってる・・・)
友人の方を見ても、やはり最初の勢いは見る影も無く疲弊している。
一瞬のアイコンタクトの後、無言で頷き合ってジムを後にする我々であった。
人生最大の筋肉痛
はい、完全に調子に乗ってました。
やる前は「3時間コースでいいかな?」なんて甘い考えをしていた自分を殴りたい。
マジでキツいです。たった30分かそこらで腕が使い物にならなくなりました。
車のドアや冷蔵庫を開けるのでさえ苦痛を感じるほどの、日常生活に支障が出るレベルの筋肉痛に襲われました。
もしこれからボルダリングを始める予定の人がいたら気をつけて下さい。
自分の実力に見合うコースで少しずつ慣らし、体に負担のかからない動き方を覚えた方がいいです。
私を反面教師にして、どうか後悔のない楽しいボルダリング体験を!