暮らし 雑学

万年床の恐怖

2017/04/11

皆さんはいつもベッドと布団のどちらで寝ていますか?

私は幼少期から基本的にベッドで寝ていました。

しかし日本人の本能か、時には畳に布団で寝たくなることもある。
そのため、週に2~3日は布団を敷いて眠ります。

冬場はコタツの周辺に布団をセットしておくことも多いです。
コタツの魔力は恐ろしいもので、一度入ると抜けられません。
ただ、コタツで寝ると体温調整が出来なくなるので健康に悪いです。
喉がカラカラになって風邪を引いたりもするので、良い子は真似しないようにしましょう。

そんなこんなで適当な生活を送っていた私は、とんでもない惨劇を引き起こしてしまいました。

衝撃の朝

数年前、とある暑い夏の日。

いつものように布団の上で目を覚ましたところで、なにやら違和感が。

(布団が湿ってる?)

まさかこの年になってオネショをしたとでもいうのか、顔面蒼白になりつつも少し臭いを嗅いでみる。

(・・・カビ臭い)

どうやらオネショではないようで一安心。
原因を探るため、とりあえず布団を剥がしてみることに。

黒い床

なんと、床が真っ黒になっているではないか!!

これは一体何事か!?
まるでどこぞの事件現場のように、人型の黒い模様が出来ていたのです。

そしてやはりカビの臭い。
まさか布団を敷きっぱなしにしたせいなのか!?

実はこの時、面倒くさがりな私は一週間近くも布団を敷きっぱなしにして寝起きしていました。
それまでは布団で寝るのは週2~3日程度であり、毎回片付けていたので問題が起こらなかっただけのようです。

カビの原因

調べてみたら「万年床」というらしい。
布団を干さずに敷きっぱなしで寝ていると、寝汗が原因でカビが生えるとのこと。
人一倍汗っかきな私は、なおさら気を付けなければならなかったのである。

人は睡眠中にコップ一杯くらいの汗をかくらしい。
つまり一週間分と考えると、大きいペットボトルくらいの量の汗を布団に吸わせていたも同然ということに・・・
そりゃあカビも生えますわ。

その点、ベッドはマットレスから床まで空間があるので通気性が確保されていて問題ない。

反省と対策

この事件を期に、私は布団を小まめに片付けて干すことを怠らなくなりました。
自分の無知が招いた惨劇ではありましたが、痛い目を見て反省しております。

皆さんも、布団で寝た時は面倒くさがらずに片付けをしっかりするようにして下さい。

どうか、私のような犠牲者が出ないことを祈っています。

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