エイプリルフール
2017/04/11
新年度のスタート、四月一日。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
入学式や入社式など、新生活の始まりとなるイベントが盛りだくさんだと思います。
そんな四月一日のもう一つの顔。そう、エイプリルフールですね。
個人レベルの小さな嘘から、企業レベルの大きな嘘まで。
嘘をついても許される、不思議な日です。
エイプリルフールの起源
そもそもエイプリルフールとは何なのか?
元々はその言葉通り、四月の陽気にあてられた人を意味する英語でした。
そんなエイプリルフールですが、嘘をつく日というイメージは日本が発祥であることはあまり知られていません。
基本的に真面目でお堅い人の多い日本人。
そんな中、とある日本企業の社長が、
「もっと日本人は肩の力を抜いて生きることを覚えたほうが良い」
という考えの下で行われたのがエイプリルフールの原型。
ガチガチに緊張する新入社員に向けて、入社式でドッキリを仕掛けたのである。
ちょっとした遊びのつもりだったが、これが思いの外ウケてしまった。
このイベントが広まって、世間では四月一日は嘘をついても良い日、エイプリルフールとなった。
バレンタインのチョコ戦略といい、日本は他国の文化を自国用にアレンジするのが上手いと思う。
もちろん全て真っ赤な嘘である
本当にすみませんでした。
本当の起源
では、本当のエイプリルフールの起源とは何なのか調べてみました。
結論から言うと、不明です。
どうやら諸説あるようなので、いくつか紹介。
・フランス国王への抗議のイベント
・ノアの箱舟から放った鳩が手ぶらで帰ってきた日
・インドの修行僧が修行を終えて帰ってくる日
・キリストの命日
どれが本当の由来なのかは判明していないらしい。
もしかしたら、全く別の起源があるのかもしれない。
エイプリルフールの楽しみ方
そんなわけで、起源すら謎だというエイプリルフール。
嘘を仕掛ける側も、仕掛けられる側もドキドキする一日です。
でも、誰かが不幸になる嘘はつかない方がいいと思います。
何事にも限度ってものがありますからね。
どうせなら、騙された方も思わず笑ってしまうような楽しい嘘をつきましょう。
普段は真面目なあなたも、今日くらいはリラックスしてエイプリルフールを楽しんでみてはどうでしょうか。